プロコル・ハルムの「青い影」の訳詞のこと

 プロコル・ハルムの「青い影」は世界的にヒットした名曲だ。ジョン・レノンが絶賛したと聞いている。You Tubeで聴いていたが、訳詞が難しくて意味が分からない。最初の訳詞がこれ、

 

 

私たちはファンダンゴみたいにスキップで

部屋の向こうまでカートを蹴飛ばしてしまった

船酔いみたいな気分だったけど

皆はもっとやれってはやしたてた

部屋はだんだん騒がしくなって

天井が吹っとびそうだった

ウェイターにおかわりを頼んだら

トレイを持ってきた

それからカンタベリー物語の粉挽き屋みたいに

下ネタを飛ばしてたら

最初は幽霊みたいだった彼女の顔が

だんだん青ざめていった

 

 

理由なんてないけど

はっきりわかるのよ、と彼女は言い

僕はどう答えたものか迷ったけれど

海に入っていった

16歳の巫女の一人に

しちゃいけないと思った

目は開けていたけど

しっかり閉じていた方がよかったかもしれない

それからカンタベリー物語の粉挽き屋みたいに

下ネタを飛ばしてたら

最初は幽霊みたいだった彼女の顔が

だんだん青ざめていった

https://www.youtube.com/watch?v=dHJCAAbAfiM

 

 

 別の訳詞も不思議だ。

 

 

俺たちが 軽いファンダンゴでスキップしていたら

車輪付きカートにぶつかり 向こうに転がってしまった

俺は 船酔いみたいな気分だった

でも皆は 「もっとやれ」と叫んでいる

部屋は ひどく騒がしくなった

天上が 吹き飛ぶぐらいに

俺たちが もう一杯飲み物を頼むと

ウェイターは トレイ(盆)を持ってきた

その後だった

粉屋(ヤクの売人)がながながと身の上話をしたので

彼女の顔は、最初 幽霊 みたいだったが

更に 蒼白く変っていったんだ

 

 

彼女が言うには、”理由なんて無いの

そして 真実は明らかよ”と

そうだ、俺はトランプをしている場合ではない

そして彼女を止めなくては

ヴェスタ神に仕える16の 乙女の一人として

海岸へと 向かわないようにしたんだ

俺の目は開いていたけど

彼らはずっと寝ていたような気がする

その後だった

粉屋(ヤクの売人)がながながと身の上話をしたので

彼女の顔は、最初 幽霊 みたいだったが

更に 蒼白く変っていったんだ

https://www.youtube.com/watch?v=8uUHmEIEtKg

 

 

 それでYou Tubeじゃなくて、ネット上で訳詞を探してみた。英語の原詞が難しいらしくて、何種類もの訳詞がアップされている。その中で次のものが分かりやすかった。

 

 

私達は 軽やかにダンスを踊ったんだ

フロアを 車輪が横切るようにね

よっと 船酔いを感じてたけど

周りのみんなが もっと踊れってね

部屋は もっと賑やかになって

天井が抜けちゃうんじゃないかってくらい

私達は もう少し飲もうって呼んだら

ウェイターがトレイを持ってきたんだ

それは すぐその後のことだった、、、

寝取られた粉屋の話をすると、、、(※浮気についての話をすると、、、)

彼女の顔は 最初 血の気を失い

みるみる 青白くなっていったんだ

 

 

彼女は言った 「理由は無いわ

真実は 見ての通りよ」(※青白い表情)

だけど 私は 自分の手札をどうするのか悩んだ(※なんて言うべきか)

彼女を そうさせたくはない

16人のヴェスタの巫女の一人に

罰を受け沖に流されるような(※処女の身を汚す=浮気)

私は 目を開けていたのだが

何も見えていなかったのかもしれない

それは すぐその後のことだった、、、

寝取られた粉屋の話をすると、、、(※浮気についての話をすると、、、)

彼女の顔は 最初 血の気を失い

みるみる 青白くなっていったんだ

https://studio-webli.com/article/lyrics/277.html

 

 ※ちなみに最後の訳詩について書いているMr.マイウェイさんによると、この歌は女が男の元を去る話だと言う。

 

青い影

青い影