2007-04-15 山本弘の作品解説(3)「銀杏」 山本弘 山本弘「銀杏」油彩、F20号(72.7cm x 60.6cm) イチョウの木を描いている。根元から枝が分かれるところまでだけを描くなんて普通じゃない。単純なフォルムが力強く、暗い青がきれいだ。明るい青の線で幹の輪郭や枝をかたどっている。夜の公園だろうか。左下のかたまりは何だろう。よく分からない。しかし、とても美しい絵だ。 1978年10月の飯田市公民館での個展で発表された。遺族所蔵。