2021-01-25から1日間の記事一覧

清水邦夫の幻の芝居『ひばり』について

私は木冬社の芝居が好きだった。木冬社は劇作家の清水邦夫が主宰していた。初期の頃はしばしば蜷川幸雄が演出を担当していた。私が今まで見た芝居で最も高く評価するのは、『タンゴ、冬の終わりに』の初演で、清水邦夫脚本、蜷川幸雄演出、朝倉摂舞台美術だ…