東京上野谷中のSCAIザ・バスハウスでボスコ・ソディ展「GALAXY」が開かれている(11月5日まで)。ギャラリーのホームページより、
木材、岩、土といった自然素材を用いた大規模なインスタレーションや絵画で国際的な評価の高いボスコ・ソディ。現在はニューヨークを中心に、Casa Wabiと名付けた母国メキシコの滞在型施設のほか、世界各国に構えた数々の制作拠点で活動し、展覧会が開催される土地の風土と気候を作品に反映させるサイトスペシフィックな制作手法も特徴的です。昨年ベニスビエンナーレと同時期に開催された個展(「What goes around comes around」Palazzo Vendramin Grimani、ベニス、イタリア、2022年)では、観客との対話を促す粘土のインスタレーション、またルネサンス期のイタリアを席捲した洋紅(Carmine)のルーツに着眼した新作群で話題を呼びました。SCAI THE BATHHOUSEでの5年ぶりとなる個展「GALAXY」においては、新作群の発表とともに、近年のソディの取り組みを包括し、次なる展望を見通す統括的な展示が構想されています。
ソディは麻袋にドローイングし、また粘土の球体に金色の釉薬をかけている。そしてアルテ・ポーヴェラや具体美術への関心を示しているという。
しかし私にはどうしても評価できるものではなかった。麻袋へのドローイングもつまらないし、金色の球体も何が良いのか分からなかった。
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ボスコ・ソディ展「GALAXY」
2023年9月116日(土)―11月5日(日)
12:00-18:00(日・月・祝日休廊)
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SCAIザ・バスハウス
東京都台東区谷中6-1-23 柏湯跡
電話03-3821-1144
https://www.scaithebathhouse.com