三越前にあるギャラリー砂翁とギャラリートモスで開かれている及川伸一展がとても良い。及川は1949年東京生まれ。1980年から1992年まで独立美術に出品していたが、1992年からは個展を主な発表の場所としている。これまでギャラリー汲美、ギャラリーテムズ、ギャラリーゴトウ、ギャラリー砂翁&トモス、Shonandai My ギャラリーなどで発表してきた。
及川はアクリルで描いていたが昨年のギャラリーテムズでの発表から油彩に変えている。今回は新しい形も現れとても魅力的な作品が並んでいる。1階のギャラリー砂翁で油彩を、地下のギャラリートモスでは蜜蝋画を展示している。
及川はいつも同じ及川の作品でありながら、いつも変化がある。60歳を越えた画家に対してこんな言い方は失礼な気もするが、毎回進歩し続けているのだ。
・ギャラリーテムズの及川伸一展が良い(2010年12月5日)
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及川伸一展「-embodiment-」
2011年10月3日(月)→15日(土)日曜・祝日休み
11:00−18:00(最終日17:00)
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ギャラリー砂翁&ギャラリートモス
東京都中央区日本橋本町1-3-1渡辺ビル
電話03-3271-6693
http://www.jpin.co.jp/saoh
地下鉄銀座線・半蔵門線 三越前駅A1出口より徒歩3分