私の自選「良かったら読んでね」エントリー集

 12月に「シュンポシオン横浜」という集まりがある。
 http://d.hatena.ne.jp/taknakayama/20081013/p1

 それに向けて、倉田id:atkuraさんよりご提案があって、

 いままでにみなさんが書いた記事の中で「これを読んでもらえると嬉しいな」「これはがんばりましたですよ」「オススメでっす」という記事をいくつか選んで紹介するエントリを書きませんか?
http://d.hatena.ne.jp/atkura/20081030/p1

 私もシュンポシオン横浜に参加するので、自選エントリーを10点ほど選んでみた。


「帰燕せつなき高さ飛ぶ」(2006年6月29日)
 山本弘、わが敬愛する画家の思い出。


「どうして男たちは巨乳を好むのかーー巨乳論の試み」(2007年6月20日
 どうして男たちは巨乳を好むのか? について一応の結論を出せたと思う。


「春風亭昇太師匠が「はみだしYOUとPIA」の選者をしていた頃の私の金昇・銀昇・銅昇作品」(2008年2月16日)
 かつて「Weeklyぴあ」に投稿をしていた。全部で400点ほど投稿して160点ほど掲載された。その内、選者の春風亭昇太師匠から金昇・銀昇・銅昇をいただいたもの。


「『臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』について作家が語ったこと、または大江健三郎の韜晦」(2008年1月5日)
 大江健三郎の『臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』についての簡単な作品論。


「ホンダのオートバイ開発、また可能意識という概念」(2007年7月31日)
 フランスの哲学者リュシアン・ゴルドマンの「コミュニケーションにたいする可能意識の概念の重要性」を援用した市場調査に対する疑問。


「VOCA賞の大賞に寅さんが選ばれるわけ」(2007年4月30日)
 40歳以下の若手平面画家に与えられるVOCA賞の大賞にいつもつまらない作品が選ばれることの分析。


「瀬戸内寂聴『孤高の人』は湯浅芳子の優れた伝記文学だ」(2007年1月14日)
 瀬戸内寂聴孤高の人』(ちくま文庫)を推薦する。ここに取り上げられた湯浅芳子ロシア文学者、「森は生きている」の訳者でもあり、宮本百合子の最初の恋人でもあった。


「佐多稲子『夏の栞』」(2007年1月3日)
 この優れた作品、佐多稲子『夏の栞』(新潮文庫)が品切れなのは本当に惜しい。私は数冊買って友人たちに配ったことがある。


「小磯良平と山口長男」(2006年3月14日)
 小磯良平と山口長男について生意気なことを書いてみた。全国に数多い小磯良平ファンに殴られてしまうかもしれない。


「オリーブの木陰」(2006年6月16日)
 私の詩作品。「現代詩手帖」に掲載された。