田中八重洲画廊の「二人展」で前田哲明の作品を見る

f:id:mmpolo:20191023231554j:plain

 東京八重洲の田中八重洲画廊で「二人展」が開かれていて、前田哲明が鉄の彫刻のマケットとドローイングを、伊藤一がタブローを展示している(10月28日まで)。
 前田は1961年東京都生まれ、1986年に東京芸術大学彫刻科を卒業し、同年安宅賞を受賞している。1991年同大学大学院博士課程満期修了、1997年に文化庁の在外研修員として1年間ロンドンに学んだ。
 1986年東京のギャラリーパレルゴンIIで初個展、その後ギャラリイK、村松画廊、ときわ画廊、ルナミ画廊、ギャラリーGAN、秋山画廊、またイギリスの画廊などで個展を繰り返している。特にときわ画廊では1990年から1998年までほとんど毎年個展を開いてきた2015年は平塚市美術館で個展を行っている。

f:id:mmpolo:20191023231615j:plain

f:id:mmpolo:20191023231630j:plain

f:id:mmpolo:20191023231643j:plain

f:id:mmpolo:20191023231659j:plain

f:id:mmpolo:20191023231728j:plain

f:id:mmpolo:20191023231751j:plain

f:id:mmpolo:20191023231803j:plain

 今回はドローイングとマケットを展示している。前田の彫刻はいつもとても大きいので、今回展示されているマケットを俯瞰的に見ることによって、前田の大きな彫刻作品の構造が見られるのが面白い。
 東京田中画廊は東京駅八重洲北口を出て、さくら通りを進み、通りに沿った左手にある広い画廊だ。もう少し進むと右手に日本画廊があり、その先は高島屋デパートになっている。高島屋の右手には不忍画廊もある。
     ・
前田哲明・伊藤一 二人展
2019年10月22日(火)-10月28日(月)
10:30-19:00(最終日16:00まで)
     ・
東京八重洲画廊
東京都中央区八重洲1-5-15 田中八重洲ビル1階
http://garou.tanakatochikanri.com/