東京八重洲の田中八重洲画廊で「二人展」が開かれていて、前田哲明が鉄の彫刻のマケットとドローイングを、伊藤一がタブローを展示している(10月28日まで)。
前田は1961年東京都生まれ、1986年に東京芸術大学彫刻科を卒業し、同年安宅賞を受賞している。1991年同大学大学院博士課程満期修了、1997年に文化庁の在外研修員として1年間ロンドンに学んだ。
1986年東京のギャラリーパレルゴンIIで初個展、その後ギャラリイK、村松画廊、ときわ画廊、ルナミ画廊、ギャラリーGAN、秋山画廊、またイギリスの画廊などで個展を繰り返している。特にときわ画廊では1990年から1998年までほとんど毎年個展を開いてきた2015年は平塚市美術館で個展を行っている。
今回はドローイングとマケットを展示している。前田の彫刻はいつもとても大きいので、今回展示されているマケットを俯瞰的に見ることによって、前田の大きな彫刻作品の構造が見られるのが面白い。
東京田中画廊は東京駅八重洲北口を出て、さくら通りを進み、通りに沿った左手にある広い画廊だ。もう少し進むと右手に日本画廊があり、その先は高島屋デパートになっている。高島屋の右手には不忍画廊もある。
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前田哲明・伊藤一 二人展
2019年10月22日(火)-10月28日(月)
10:30-19:00(最終日16:00まで)
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東京八重洲画廊
東京都中央区八重洲1-5-15 田中八重洲ビル1階
http://garou.tanakatochikanri.com/