東京神宮前のトキ・アートスペースで瀬戸理恵子作品展「断面から見えてくるもの」が開かれている(9月1日まで)。瀬戸は広島市生まれ、武蔵野美術大学油絵学科を卒業し、その後広島大学大学院美術教育専攻を修了している。1995年渡米、1997年ペンシルヴァニア大学大学院芸術科を修了し、米国各地のアーティストインデジデンシープログラムにて滞在制作し、1999年に帰国した。
ニューヨークを始め世界各国で個展を開き、最近は大阪の天野画廊やここトキ・アートスペースで個展を重ねている。
瀬戸は梱包材として使われた段ボールの廃材を利用して作品を制作している。段ボールのハニカム構造に注目し、立体作品やインスタレーションを展開している。それも使用済みの段ボールにこだわって決して新品の段ボールは使わないという。
床に広げて置かれた段ボールのインスタレーションが美しくて驚いた。
瀬戸は広島在住で、段ボールのピースを持ち込んでギャラリーで組み立てているという。
3年前の個展もここに紹介したのだった。
・https://mmpolo.hatenadiary.com/entry/2021/08/29/114226
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瀬戸理恵子作品展「断面から見えてくるもの」
2024年8月20日(火)-9月1日(日)
12:00-19:00(日曜日17:00まで)月曜日休み
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トキ・アートスペース
東京都渋谷区神宮前3-42-5 サイオンビル1F
電話03-3479-0332
http://tokiart.life.coocan.jp/