ノンブルの振り方

 本のページを表す数字をノンブルと言う。ノンブルはナンバーに相当するフランス語。出版界ではノンブルで通っている。ノンブルを付けるのを「ノンブルを振る」と言う。
 日本では本や雑誌に縦組みと横組みがある。縦組みでは見開きページの右が小さい数字になる。反対に横組みでは左ページが小さい数字になる。ときどき、これを間違えているものが見られる。間違えているのはパンフレットなどに多い。
 ノンブルをどのように振ったら良いか。縦組み・横組みに共通して、ひと言で表す言葉を考えた。


見開きで小さい数字が偶数とする。

 右開きでも左開きでも、これを守ればノンブルを振るのに間違えることはない。