運動不足解消で近所の裏道を散策している。カメラを持って珍しい花やきれいな花を撮っている。知らない花も多いが、Googleレンズに教えてもらっている。もっともこのアプリすごく専門的なことを知っている反面全く違うことを教えてくれたりするので帰宅して改めてネットや図鑑で確認している。
最初に平井の燈明寺で薔薇を見た。何種類か植えられていて見ごろのものを撮ったが、半月前に見事だった牡丹はみな散っていた。
ついでウツギが咲いていた。子供の頃田んぼの畔に咲いていて、卯の花って言うんだと教わった。卯の花の歌は歌えるけれど、音程がずれているから人前で歌うなと忠告してくれた友人の池田君の言いつけを守っている。そういえば昔接待の席で強要されて李成愛の歌を歌ったら出身地を聞かれたっけ。「カスマプゲ」ってやつ。
これはカシワバアジサイ。Googleレンズはアジサイと出たが、帰宅して調べ直した。
ムギクサは初めて見た。イネ科植物は似ていて同定が難しいけれど、これは特徴があるので図鑑ですぐ分かった。オオムギの仲間だという。
月桂樹の葉が汚く汚れていたので調べるとルビーロウムシが大量に寄生していた。カンキツへの寄生が多いけど月桂樹にも寄生するのか。背中に背負ったロウ物質が赤っぽいので「ルビー」の名を持った。森法務大臣を美魔女というのに似ている。
エノキの葉がつやつや光っているので葉裏を見るとエノキワタアブラムシが寄生していた。まあ、エノキワタアブラムシが寄生していたらそれはエノキなのだ。寄種特異性といって決まった植物に寄生する習性がある。つやつや光っているのは尻から甘露を排出しているため。蟻が好んで舐める。蟻ってスカトロだから。
今度は道路脇に葉が大部分落葉したモモがあった。葉を調べるとモモコフキアブラムシが寄生していた。こんなに寄生するとモモもかなり弱ってしまう。
植込みの中にイモカタバミの群落があった。