2019年は126冊の本を読んでいる。その中から特に良かったものを挙げてみる。順不同、思いつくままに並べていて、決して良い順というわけではない。小説は2冊だけで、どちらもスタニスワフ・レムのSFだ。美術史が3冊。音楽論が5冊だが、その内4冊が片山杜秀だった。文学論が2冊。全部で17冊選んだが、新書が7冊だった。去年はあまり難しい本は読まなかった。
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スタニスワフ・レム『ソラリス』(ハヤカワ文庫)
スタニスワフ・レム『短篇ベスト10』(国書刊行会)
伊藤俊樹『モンゴルvs.西欧vs.イスラム』(講談社選書メチエ)
井田太郎『酒井抱一』(岩波新書)
山本浩貴『現代美術史』(中公新書)
草薙奈津子『日本画の歴史 近代篇』(中公新書)
道浦母都子『女歌の百年』(岩波新書)
斎藤美奈子『日本の同時代小説』(岩波新書)
小林信彦『和菓子屋の息子』(新潮社)
片山杜秀『音楽放浪記 日本之巻』(ちくま文庫)
片山杜秀『音楽放浪記 世界之巻』(ちくま文庫)
片山杜秀『鬼子の歌』(講談社)
片山杜秀『革命と戦争のクラシック音楽史』(NHK出版新書)
岡田暁生『音楽と出会う』(世界思想社)
白井聡『国体論』(集英社新書)
松本元・松沢哲郎『ぼくたちはこうして学者になった』(岩波現代文庫)
井上ひさし『二つの憲法』(岩波ブックレット)