東京都現代美術館が3年ぶりにリニューアルし、そのオープン記念展「百年の編み手たち」が開かれている(6月16日まで)。久しぶりに来て見て懐かしかった。オープン以来毎企画展ごとに来ていたのだから、チョー懐かしい。
大正時代からほぼ100年間の作品を展示している。さすがに見応えがある。関東大震災を描いた鹿子木孟郎、具体の吉原治良、オノサトトシノブ、戦中から戦後の靉光、鶴岡政男、松本峻介、浜田知明、駒井哲郎、阿部展也、利根山光人、中村宏、オノサトトシノブ、小山田二郎、桂ゆき、朝倉摂、白髪一雄、中西夏之、荒川修作、工藤哲巳、多田美波、横尾忠則、タイガー立石、斎藤義重、岡崎乾二郎、会田誠、村上隆、ヤノベケンジ、新しいところでは風間サチコ、Chim↑Pom、小泉明郎の動画、ホンマタカシや松江泰治の写真など、すばらしく網羅されている。
撮影が許可されていないので、その一部を『百年の編み手たち』(美術出版社)から引用する。
鶴岡政男「重い手」
横尾忠則「腰巻お仙」
風間サチコ
会田誠「美しい旗」
日本の近現代美術を概観するためにもぜひ足を運ぶことをお勧めする。
・
「百年の編み手たち」
2019年3月29日(金)-6月16日(日)
10:00-18:00(月曜休館)
・
東京都現代美術館
東京都江東区三好4-1-1
ハローダイヤル03-5777-8600
http://www.mot-art-museum.jp