ギャラリー檜B・Cの岡部貴子展が良い

 東京京橋のギャラリー檜B・Cで岡部貴子展が開かれている(2月20日まで)。岡部は1977年、兵庫県生まれ。2000年に大阪芸術大学を卒業、2002年に大阪芸術大学大学院を修了している。2005年から大阪の番画廊で個展を繰り返している。ギャラリー檜では2011年、2014年に続いて今回が3回目になる。
 今回タブローと紙に描いたドローイングを展示している。そのドローイングがB1判サイズ(40号相当か)で、たった15,000円という安さだ。ほとんど信じられなくて何度も岡部に確認した。1桁間違えているのではないかと。
 2014年にギャラリー檜プラスで発表したとき、画廊主の三浦氏によればこれらは皆裸婦を描いたクロッキーとのことだ。どこに裸婦が描かれているのだろう。ただ以前も書いたことだが、裸婦を描いたのか否かに関わりなく優れた作品だ。とても良い個展だと思う。




ドローイング


タブロー
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岡部貴子展
2016年2月15日(月)−2月20日(土)
11:30−19:00(最終日17:00まで)
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ギャラリー檜B・C
東京都中央区京橋3-9-2 プラザ京橋ビル3F
電話03-6228-6558
http://hinoki.main.jp