春の花々を撮影した

 3月10日の午前中に飛び交う杉花粉をぬって春の花々を撮影した。

 富士桜が満開になっていた。富士桜は園芸上の名前で、植物学の和名としてはヤブザクラ。

 ヒメリュウキンカも咲き始めた。

 これはキクザキイチゲ

 ユキワリソウ、雪割草だ。


 こちらはユキワリイチゲ

 ヒヤシンスも咲き始めた。
 「あなたが初めてヒヤシンスをくださったのは1年前/みんなからヒヤシンス娘って呼ばれたわ」(T.S.エリオット『荒地』より)

 クリスマスローズはうつむいて咲く。それを下から見上げた。ほーら恥ずかしがらないで。

 沈丁花も咲き始めた。

 トサミズキ。

 チョウセンレンギョウ、朝鮮連翹。

 ボケ、木瓜。名前に反して意外と華やかだ。

 オオキバナカタバミ、大黄花酢漿草。外来植物というか帰化雑草。


 ハクモクレン、白木蓮も咲き始めていた。

 午後、強風が吹き空が暗くなり、黄砂が飛んで東京スカイツリーが霞んでしまった。撮影したマンションのベランダから直線でほぼ2kmほど。標準レンズで撮影した。でも強風で地表のちりが巻き上げられる「煙霧」という現象だったらしい。