8月28日付けの朝日新聞に「ニホンカワウソ『絶滅』」という見出しの記事が掲載された。環境省が絶滅のおそれのある野生生物を調べた「レッドリスト」を見直し、ニホンカワウソを絶滅危惧種から「絶滅種」に指定したというもの。環境省がニホンカワウソの絶滅を公式に認めたということだ。
安藤元一も『ニホンカワウソ』(東京大学出版会)ですでに1990年代に絶滅したと書いていた。
・藤元一「ニホンカワウソ」を読む(2009年2月24日)
私は娘につられてニホンカワウソのファンになった。カワウソの生息している高知県の新庄川や四万十川へも家族で旅行をした。
・ニホンカワウソが好きになったわけ(2009年1月5日)
ニホンカワウソ友の会の方が、1990年代の半ば頃、ニホンカワウソの生息数は6頭±3頭だろうと言われた。3頭から9頭の間ということだ。もう繁殖できる数ではないと。だから絶滅宣言は時間の問題だったのだ。
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ニホンカワウソ友の会
http://www5.ocn.ne.jp/~tatuoter/myweb_001.htm

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