新宿2丁目を少し歩いた

 土曜日恒例の画廊回りの最後に新宿2丁目にあるギャラリーポルトリブレへ行った。展示を見て画家たちや画廊主の平井さんと話したあと、時間が早かったので近くにあるフォトグラファーズ・ギャラリーへ行ってみた。ギャラリーでは大友真志展と岸幸夫展をやっていた。大友はサハリン島樺太)を撮っていた。

 ギャラリーの向かいに辰己出版のビルがあった。辰己出版てこんなところにあったのか。

 やはり2丁目、男性のカップルが多いようだ。路面店でアダルトショップがあり、入ってみると半裸の男たちがパッケージを飾るDVDがたくさん並んでいた。

 ちょっとあやしい店もあった。店の前の看板に男性モデル50,000円〜150,000円と書かれている。ここには入れなかった。

 むかし、写真専門のギャラリーCAMPのあった古いビルは建て替えられて、今は大きなビルになっている。CAMPでは若きアラーキーの講演も聞いたし、北島敬三がしょっちゅう写真展を開いていた。CAMPの前には小さな新宿公園というハッテン場があったが、現在工事中で公園は建築用パネルで覆われてしまって中へは入れなかった。当時西新宿のヨドバシカメラの裏にあった写真のギャラリーPUTも消えてしまった。もっとも代わりに新宿にはたくさんの写真専門ギャラリーができたけど。