生物

ものすごい快感を知ったネズミ

いま評判の池谷裕二「進化しすぎた脳」(ブルーバックス)に面白いエピソードが紹介されていた。 〈報酬系〉というのはやっぱり脳の部位なんだけど、これをはじめて見つけた経緯というのが面白いんだ。ケージ(飼い籠)のなかでネズミを入れて、そこにレバー…

雑誌は見開き、そしてソロモンの指輪

ここに写真で紹介する植物図鑑が使いにくかった。左ページ上段がクロヅル(ニシキギ科)だが、矢印Aの写真もクロヅルなのだ。左ページ下段の左半分がミツバウツギ(ミツバウツギ科)で、右ページ上段がショウベンノキ(ミツバウツギ科)、右ページ下段がゴン…

「もう牛を食べても安心か」が教えること

福岡伸一「もう牛を食べても安全か」(文春新書)は狂牛病発生に合わせて企画された本かもしれないが、実に重要なことが書かれている。著者は分子生物学が専攻の青山学院大学教授。 狂牛病に感染する原理や臓器移植の危険を指摘しているが、それらの主張の前…