東京六本木の国立新美術館で田名網敬一展「記憶の冒険」が開かれている(11月11日まで)。田名網は1936年東京生まれ、武蔵野美術大学を卒業している。世界各地で個展を開いているというが、私は10年以上前ギンザグラフィックギャラリーで個展を見たのを憶えている。
田名網は典型的なポップアートを作っている。画面はキッチュなイメージで覆い尽くされ、それは草間彌生の空間を連想させる。私が持ち帰ったちらしを見た知人のCさんは、草間を連想するけど、草間ほどの狂気は感じないねと言った。草間と違って頭で作っていると。なるほど!
イメージの氾濫、原色の氾濫はじっと見つめることを拒否するようだ。私は苦手とする画風だが、意外と田名網あたりがポスト草間彌生に浮上するような予感もする。40年前に2万円で売られていた草間の小品が現在5億円もするように、10年か20年後には田名網の作品がびっくりするほど高騰しているのだろうか?
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田名網敬一展「記憶の冒険」
2024年8月7日(水)-11月11日(月)
10:00-18:00(金・土曜日は20:00まで)火曜日休館
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東京都港区六本木7-22-2
ハローダイヤル:050-5541-8600