暮れの12月27日東京匡墨田区立花3丁目の化学工場から火が出て、工場や隣接する住宅など5棟2600平方mが焼けた。火事の11日後に火災現場を見に行った。
火災についての東京新聞の記事によると、「署などによると、工場は木造2階建てで、約1300平方メートルが全焼した。工場では洗剤やせっけんなどを製造していたという」。
現場は旧中川の土手沿いにあり、土手の上から火災現場がよく見えた。当時北風が吹いていて、火や煙は南側に流れ、南に位置する建物に大きな被害が出た。旧中川はこの辺りでは南北に流れているので、風は川に沿って川下に流れていった。風下のシバタという会社の5階建てのビルは窓がすべて焼け落ち、内部も燃え尽きているだろうと想像された。
工場の東に旧中川、西には道路1本隔てて住宅が並んでいたが、それらの住宅にはほとんど被害はないように見受けられた。もし東風が吹いていたら大惨事になっていたかもしれない。
【以下火災跡地】