旧中川の土手に早春の花々が咲いている。
ヒメオドリコソウ(姫踊子草)。←おおのさんの指摘で訂正しました。
ホトケノザ(仏の座)。花の中心部に見られる小さな濃い紅色は閉鎖花。開花することなく蕾のままで自花受粉して実をつける。スミレにもしばしば見られる現象。「閉鎖花」について、岩瀬徹・大野啓一『写真で見る植物用語』では次のように説明されている。
花冠が発達しないか開かずに終わり、その中で受粉(同花受粉)して実を結ぶもの。
タンポポ(蒲公英)も咲いている。確認はしなかったが、おそらくセイヨウタンポポ。
ツクシ(土筆)も見られた。これは繁殖茎、スギナは栄養茎。
オオイヌノフグリ(大犬陰嚢)、名前と真逆に可憐なという形容詞がぴったりの花。
ナズナ(薺)の花。漢字が難しすぎる。ぺんぺん草とも呼ぶ。ロゼットをおひたしにしたことがあったけど、意外においしかった。
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)も伸び始めた。
ヨモギ(蓬)、草餅の原料。
シロツメクサ(白詰草)、クローバー。
ギシギシ、何ギシギシかわからない。
- 作者: 岩瀬徹,大野啓一
- 出版社/メーカー: 全国農村教育協会
- 発売日: 2004/05/01
- メディア: 単行本
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