曳舟周辺の画廊を回る

 東京墨田区曳舟駅周辺に小さな画廊が点在している。そのうち3軒を回ってみた。
 TOWEDでは「日々 HIBI」というグループ展をやっていた、綱田康平、小淵祥子、佐貫絢郁の3人展。綱田は1988年北九州市生まれ、2013年に京都市立芸術大学大学院修士課程修了。小淵は1993年岡山県生まれ、2016年に岡山県立大学デザイン学部造形学デザイン学科セラミックコース卒業。佐貫は1993年静岡県生まれ、2017年京都造形芸術大学大学院ペインティング領域修了。

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 綱田康平

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 小渕祥子

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 佐貫絢郁 黒曜石を使って描いている。だからキラキラ光っている。
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「日々 HIBI」
2020年3月13日(金)―3月29日(日)
13:00-20:00(金・土・日・祝日オープン)
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ギャラリーTOWED
東京都墨田区京島2-24-8
https://gallery-towed.com/work
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 あをば荘では、ヨーコ・アンドレンYoko Andrenと入日洋子の2人展をしていた。アンドレンは1987年スウェーデン生まれ、2015年にスウェーデン王立美術大学修士課程を修了している。入日は1991年岡山県生まれ、2015年にスウェーデン王立美術大学へ留学し、2017年に筑波大学大学院人間総合科学研究科を修了している。

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 ヨーコ・アンドレ

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 入日洋子 プラスチック製などの商品を作品として展示している。ビニール紐、果物の緩衝材、髪留め、付箋、スポンジ、赤貝、ピンポン玉など
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ヨーコ・アンドレン×入日洋子展
2020年3月8日(日)―3月30日(月)
8、9、15、16、23、29日は13:00-19:00オープン
14、28日は19:30-21:00オープン
30日は13:00-17:00オープン
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あをば荘
東京都墨田区文化1-12-12
http://awobasoh.com/
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 文華連邦では三原回個展が開かれている。三原は1987年生まれ、2017年美学校を修了している。画廊のホームページから、

本展は管理社会に対する反発心と憧憬の念を同時に抱える作家の“二重思考”的欲求を動機にした、来たるべき未来のためのエクササイズの記録を中心に展開します。
また、菜食主義者ではないながらも他の動物を殺めることで成立している食文化に対して嫌悪感を抱く作家が、人工肉や人肉食(映画「ソイレント・グリーン」の例のように)の可能性などについても考え、加えて芸術も含めた近代文化の人工礼讃の歴史への眼差しとも行き来し、資本主義への愛憎入り混じった新たな食の可能性を提案します。

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 モニターでは人造食物のようなものを無表情に黙々と食べている男女が映っている。壁にはその料理の数々の写真が展示されている。有料でその料理を食べることもできるという。
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三原回個展「utopian_meals」
2020年3月14日(土)―3月22日(日)までの土・日・祝日のみオープン
15:00-20:00(入場料300円、学生は無料)
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文華連邦
東京都墨田区文化1-12-10-103
http://bunkaunion.com/