TOWEDの上田良個展「空間連動朝機」を見る

 東京墨田区曳舟の画廊TOWEDで上田良個展「空間連動朝機」が開かれている(10月27日まで)。上田は1989年、大阪府生まれ。2014年、京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程を修了している。ギャラリーのホームページから、

身近なものを再構成したオブジェを撮影し、時と場を鮮やかに切りとるアーティスト・上田良(うえだ・やや)の個展が開催される。
 上田は1989年大阪府生まれ。自作のオブジェを被写体とした写真作品や、コラージュ、版画、ドローイングなどの制作するいっぽう、アーティストユニット「THE COPY TRAVELERS」の一員として複製の可能性について着眼した制作活動を行う。
 近年の主な展覧会に、「A Magpie’s Nest」(galerie16、京都、2018)、「めくるめくらむ」(awai art center/信州大学附属図書館、長野、2017)、「Small Scenery」(YEBISU ART LABO、愛知、2016)など。受賞歴に「群馬青年ビエンナーレ2019」奨励賞受賞、「新しい平面の作家たち VOCA展2017」VOCA奨励賞、「写真新世紀展2015」佳作賞受賞。
 本展では、写真作品と日々制作しているドローイングやコラージュ、版画作品など複数のシリーズを紹介。廃材や雑誌の切り抜き、スケッチや描き溜めたドローイングなど、どこからともなく集まってきた一部分をもとに作品群を展開する。

 群馬青年ビエンナーレVOCA展で奨励賞を受賞し、キャノンの写真新世紀展で佳作賞を受賞するなど異色の作家だ。大学では版画を学んできたらしい。

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 TOWEDは若い作家3人が運営する新しいギャラリーだ。曳舟周辺にあをば荘や文華連邦、トークン、ハイドランジアなど新しい画廊が次々にオープンしてとても嬉しい。
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上田良個展「空間連動朝機」
2019年10月11日(金)-10月27日(日)
13:00-20:00(金・土・日・祝日のみ開廊)
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ギャラリーTOWED(トウド)
東京都墨田区京島2-24-8
https://gallery-towed.com/
※原公園横の信号のある交差点から数メートル

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