東京銀座のOギャラリーで志村冬佳展「隣の机 腕の中で蝶を追う」が開かれている（8月12日まで）。志村は1980年山梨県生まれ。2002年に筑波大学芸術専門学群版画コースを卒業し、2004年に同大学大学院幻術研究科美術専攻を修了している。2001年に牛久の画廊で初個展、Oギャラリーでは2010年と2015年についで3回目となる。2015年の個展はこのブログでも紹介した。
志村は木版で刷った作品を厚みのある木のパネルに貼り、周囲を切り抜いてレリーフ状の作品を作っている。今回はそれに陶で作ったレリーフと動物の人形のような作品を出品している。
版画作品でありながら、木工的な加工もし、単なる版画に収まらないおもしろい作品だ。筑波大学では田島直樹に師事していた。だから手法に共通点がある。ユニークでおもしろい作品だ。
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志村冬佳展「隣の机 腕の中で蝶を追う」
2018年8月６日（月）〜8月12日（土）
12：00〜20：00（日曜日11：00〜16：00）
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Oギャラリー
東京都中央区銀座1-4-9 第一田村ビル３階
電話03-3567-7772
http://www4.big.or.jp/~ogallery/
