ギャラリー川船で「歳末正札市展」が始まった

 東京京橋のギャラリー川船で「歳末正札市展」が始まった。タイトル通りのきわめて安価な即売会だ。ざっと130点ほどが四囲の壁面を埋め尽くしている。私の好きな野見山暁治に限っても、6号の油彩が53万円で、段ボールの立体が45万円、ドローイングは3万円となっている。







 一番高いのが山下菊二の水彩で110万円、北斎の扇面の軸が25万円だ。最も安いのが相笠昌義の銅版とリトがどちらも5千円なのだ。めぼしいのでは、瑛九小山田二郎保田春彦、ウォーホル、吉野辰海、浜田知明野田哲也池田満寿夫、寺田政明、國安孝昌の立体(3万円)、杢田たけを、太田三郎北川民次山本鼎などもある。
 詳しい一覧表と値段はホームページに載っている。
 ぜひ見に行ってほしい。ほとんど価格破壊と言ってもいいだろう。
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「歳末正札市展」
2017年12月11日(月)―12月16日(土)
11:00−19:00、会期中無休
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ギャラリー川船
東京都中央区京橋3-3-4フジビルB1
電話03-3245-8600
http://www.kawafune.jp/
※1階に加島美術がある