近所の富士桜が開花した。富士桜は園芸名、標準和名はマメザクラだが、これはマメザクラの近似種のヤブザクラの由。
今年はたしかに春が遅い。例年ならベランダのスミレが満開なのに、今年はやっと蕾が出始めたところだ。
ヤブザクラについては、「桜の会」のホームページに詳しく書かれている。
日本に自生する桜のほとんどの種類が染色体は16本の2倍体であるのにヤブザクラは24本の3倍体である。3倍体の桜は自然界に少なく愛知教育大学の渡邉幹男助教授が遺伝子を調べるとヤブザクラはマメザクラと江戸彼岸の交雑種だという。染色体をマメザクラから16本、残りの8本をエドヒガンザクラから得た雑種だった。
http://sakuramori.at.webry.info/200506/article_5.html