うしお画廊の石井紀湖展を見る

 東京銀座のうしお画廊で石井紀湖展が開かれている(9月7日まで)。石井は以前はギャラリー山口で発表していたが、山口が閉廊したあとはみゆき画廊で個展を開いていた。今回は久しぶりにうしお画廊での発表だが、うしお画廊はみゆき画廊が発展したものなのだ。
 作品は柱のような角材で窓のような形を作り、そこに「ノ」の字のような曲線的な角材を吊り下げている。それが3個並んでいる。いつも石井は門をかたどっていたが、それが窓となって風が吹き抜けているのだろうか。単純だが気持ちの良い立体だ。
 立体作品を囲むように抽象的な墨絵が壁に展示されている。今回のテーマが「墨絵・彫刻」となっている。
 写真は正面からと側面から撮ったものを載せた。

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 DM葉書には予告として、11月25日からギャルリー東京ユマニテbisで、石井紀湖「森の迷宮」展が開かれると書かれている。
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石井紀湖展
2019年9月2日(月)-9月7日(土)
11:30-19:30(最終日17:00まで)
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うしお画廊
東京都中央区銀座7-11-6 イソノビル3F
電話03-3571-1771
http://www.ushiogaro.com/