横山操展と小貫政之助展、「JAALA国際交流展」を見る


 最初に三鷹市美術ギャラリーへ行き、「横山操展〜アトリエより〜』を見る。三鷹市美術ギャラリーでは1993年に没後20年を記念して横山操展を開いている。今年は開館25周年であり、昨年横山操未亡人が亡くなってアトリエの調査に入ったのをきっかけに、今まで未陳であった作品など、おもに小品を中心に展示している。横山操は大きな作品が特徴の画家だったから、やはり小品ばかりで物足りなかったのは事実だ。もっとも大作も少々大味だったが。



 三鷹駅から吉祥寺駅に移り、武蔵野市立吉祥寺美術館で「語りえぬ言葉|没後30年|小貫政之助」展を見る。小貫政之助(1925−1988)の初期はビュッフェの影響がみられる。当時若手の画家は皆ビュッフェの影響から逃れられなかったみたいだが。3歳若い鴨居怜との共通点は時代の傾向によるものか。
 小ぶりな美術館ながらこのような地味な作家を取り上げてくれるのはすばらしい。もっとも小ぶりな展示空間でありながら、浜口陽三記念室と荻原英雄記念室を常設館として併設しているのはもったいない気がするが。



 吉祥寺駅から上野駅に移動して、東京都美術館で「第21回JAALA国際交流展」を見る。ここは知人の作家たちが何人も出品している。


小林芳雄と鶴川普可の仮面舞踏

柴田和

又村統

井上活魂
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横山操展〜アトリエより〜
2018年8月4日(土)−10月14日(日)
10:00−20:00、月曜休館
三鷹市美術ギャラリー
JR三鷹駅南口前 CORAL5階
電話0422-79-0033
http://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/

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「語りえぬ言葉|没後30年|小貫政之助」展
2018年8月11日(土)―9月23日(日)
10:00−19:30(8月29日休館)
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-19 コピス吉祥寺A館7階
電話0422-22-0385
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/
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「第21回JAALA国際交流展」
2018年8月14日(火)−8月21日(火)
9:30−17:30(最終日は14:30まで)8月20日は休館日
東京都美術館