『海街diary6 四月になれば彼女は』を読む

 吉田秋生『海街diary6 四月になれば彼女は』(小学館フラワーコミックス)が発売された。5巻が出たのが去年の冬だったから待ちこがれていた。
 「あらすじ」から、

父の死後、鎌倉に住む母親違いの3人の姐に引き取られた〈すず〉。4人が家族になっての生活も2回目の春を迎える。「海猫食堂」の店主・二ノ宮さんが病気で倒れ、人の死と向き合ったすずたち。人の死で失われるものがあれば、受け継がれていくものもある…。そんな切ない想いを、身近な人と共有する中で、4姉妹それぞれの人間関係は変化していき…!?

 カバーに巻かれた帯によると、来年夏に実写映画化が決定したという。監督が是枝裕和で、綾瀬はるか長澤まさみ夏帆広瀬すずが4姉妹役。といっても監督以外誰も知らない。まあ、映画化には興味がないし。でも『櫻の園』の最初の映画化は良かった。淀川長治からはケチョンケチョンだったけど。2回目の映画化は見ていない。
 本書を読んでいるところを見つけられて、また娘にバカにされた。そんな軟弱なものを読んで! 感情的なことをうじゃうじゃ描いているマンガなんか読まないで、格闘マンガを読みなよ、バキとか。バキは格闘で感情を表現してるんだよ。