6月の公園の動植物

 6月の公園の動植物を見た。アジサイは種類が多いので正確な名前は分からない。青がきれいだ。

 大型のサルビアサルビア・ガラニティカSalvia guaraniticaというらしい。この花も青だ。

 半夏(カラスビシャク)が生育している。ここから名前を取った暦の半夏生夏至から11日目にあたる日。太陽暦では7月2日頃と『広辞苑』にあった。今年は7月1日。

 クチナシの花に息を吹き込むと小さな黒い虫がわらわら出てくる。これはアザミウマだ。別名スリップス。息を吹き込むと二酸化炭素に反応するのだろうが、何だか口臭に反応されているようにも思えて、少しだけ傷つく。でも毎年クチナシの花に息を吹きかけずにはいられない。

 幹にキノコが生えている木があった。マテバシイだろうか。キノコはサルノコシカケの一種。これが生えた木は芯部が侵されていて材木としては利用できないと聞いた。

 バラの葉が丸坊主にされていた。チュウレンジハバチの幼虫が群生していたけれど、葉の被害のみここに掲載する。虫の写真は嫌がる人も多いだろうとボツにした。

 灌木の茂みの陰から野良猫が見えた。緊張しているのが分かる。大丈夫だってば。