大江健三郎の「政治少年死す」

 大江健三郎の「政治少年死す」は現在正式な出版物としては流通していない。その理由はWikipediaの「大江健三郎」の項によれば、

1961年、浅沼稲次郎暗殺事件に触発され『セヴンティーン』とその第二部『政治少年死す』を発表。犯人の山口二矢をモデルとして描くが、この作品に対し右翼団体によって文藝春秋等に脅迫が行われた。このため『政治少年死す』は単行本に収められていないが、鹿砦社の『スキャンダル大戦争2』に著者の許可なく収録されている。

 しかし、鹿砦社の本によらなくてもインターネットにアップされていた。
「政治少年死す」
http://takamatsu.cool.ne.jp/azure2003/k_oe/seijishonen.htm
 まだ読んではいないが。