東京銀座のコバヤシ画廊で服部繭展が開かれている(5月20日まで)。服部繭は福島県生まれ、日展審査員伊藤応久、芸術院会員織田廣喜、フランスのポール・アンビーヌに師事している。1984年にル・サロン初入選、1991年兜屋画廊で初個展、その後ギャラリーなつかで個展を繰返し、2009年よりコバヤシ画廊で個展を続けている。
正面の壁に4枚、右手の壁に5枚のパネルを並べている。9枚のパネルだが、緩やかなつながりで全体で1点の作品とも言える。激しい動きは作家の内面の相似でもあるのだろうか。熱い抽象と呼ぶのが何よりもぴったりに思える。
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服部繭展
2024年5月20日(月)―5月25日(土)
11:30-19:00(最終日17:00まで)
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コバヤシ画廊
東京都中央区銀座3-8-12 ヤマトビルB1F
電話03-3561-0515
http://www.gallerykobayashi.jp/