東京銀座のコバヤシ画廊で服部繭展が開かれている(4月22日まで)。服部は福島県生まれ、日展審査員伊藤応久、芸術院会員織田廣喜、フランスのポール・アンビーヌに師事している。1984年にル・サロン初入選、1991年兜屋画廊で初個展、その後ギャラリーなつかで個展を繰返し、2009年よりコバヤシ画廊で個展を続けている。
今回9枚のパネルで構成されている。左右984cmという大きさ、ほぼ10mもある。とてもダイナミックな画面だ。大きな動きがあり、左から右に向っていったん凝縮した動きが右端に到って爆発したかのようだ。以前に比べて自由に描いているような印象だ。決して若い作家ではないのに毎年優れた変化を見せているのは素晴らしい。
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服部繭展
2023年4月17日(月)-4月22日(土)
11:30-19:00(最終日17:00まで)
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コバヤシ画廊
東京都中央区銀座3-8-12 ヤマトビルB1
電話03-3561-0515