Steps ギャラリーの吉岡まさみ展を見る

DM葉書



 東京銀座のSteps ギャラリーで吉岡まさみ展「echo」が開かれている(7月23日まで)。吉岡は1956年、山形県生まれ。1981年に東京学芸大学教育学部美術科を卒業している。1982年に東京のかねこ・あーとGIで初個展、以来同画廊やときわ画廊、巷房などさまざまな画廊で個展を行ってきた。2007年からはアメリカやドイツなどでも個展を行っているし、2015年にはセルビア国立美術館で倉重光則とセルビア人画家との4人展を行った。またドイツで日独のアーチストによるグループ展にも参加している。



 今回は直方体の木のパネル2枚を組み合わせている。それぞれ3色に塗り分けていて、3色の中央部分の色面の幅がすべて共通となっている。その左右の色面はその一部が切り取られているという設定のようだ。つまり色面は左右に長く続いていることになる。

 設置は横であったり縦であったり斜めであったりしている。どのように設置するのも自由だとのこと。

 DM葉書に書かれた吉岡のことば。

 

美しい妖精エコーはいつも

誰かが話しかけてくれるのを

待っているのです

 

 画廊の事務室にいつもいるオーナーの吉岡は美しい妖精エコーではない。念のため。

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吉岡まさみ展「echo」

2022年7月13日(水)―7月23日(土)

12:00-19:00(土曜日17:00まで)日曜休廊

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Stepsギャラリー

東京都中央区銀座4-4-13琉映ビル5F

電話03-6228-6195

http://www.stepsgallery.org