櫻木画廊の中津川浩章展「神話の森」を見る

 東京上野桜木の櫻木画廊で中津川浩章展「神話の森」が開かれている(11月10日まで)。中津川は1958年静岡県生まれ。和光大学で学び、個展をギャラリイK、パーソナルギャラリー地中海などで数回ずつ開き、その他、ギャラリーJin、ギャラリー日鉱、マキイマサルファインアーツ、Stepsギャラリー等々で開いている。
 中津川の作品は抽象的にも見えながら、具象的な形が透けて見える。人が描かれていたり、木の葉やキウイみたいな鳥の形も見える。

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 中津川も還暦を迎えている。現在最も優れた画家の一人と言えるだろう。大きな美術館で回顧展を企画してもらえないだろうか。
 櫻木画廊はJR山手線など日暮里駅から徒歩10分と、慣れないと行きづらい印象があるが、日暮里駅南口から谷中の墓地のなかを通って行くのが悪くない散歩コースでもあるし、櫻木画廊のすぐ近くには現代美術の企画画廊スカイ・ザ・バスハウスもあって現在アルフレッド・ジャー展が開かれている(11月2日まで)。この機会にぜひ櫻木画廊へ足を運んで中津川の作品を実見してほしい。
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中津川浩章展「神話の森」
2019年10月29日(火)―11月10日(日)
11:00−18:30(最終日17:30まで)会期中無休
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櫻木画廊
東京都台東区上野桜木2-15-1
電話03-3823-3018
https://www.facebook.com/SakuragiFineArts/
JR日暮里駅南口から谷中の墓地を通って徒歩10分
東京メトロ千代田線千駄木駅1出口から徒歩13分
東京メトロ千代田線根津駅1出口から徒歩13分
SCAI THE BATHHOUSEの前の交番横の路地を入って50mほどの左側