ガリーナ・ヴィシネフスカヤのヴォカリーズ

 朝日歌壇にガリーナ・ヴィシネフスカヤのヴォカリーズの歌が載っていた(2013年6月24日)。作者は八尾市の水野一也氏。


金色の蜂蜜のような母音にてヴィシネフスカヤの歌うヴォカリーズ

 それがYOU TUBEにもアップされていた。
ラフマニノフ「ヴォカリーズ」
http://www.youtube.com/watch?v=fn_YlZ1HCNY
 これはたぶん私が持っているCDと同じ音源だから、ピアノは夫君でチェリストでもあるロストロポーヴィッチだろう。
 ガリーナ・ヴィシネフスカヤGalina Vishnevskayaは彼女が書いた『ガリーナ自伝』(みすず書房)で知った。ショスタコーヴィチとの交遊や、スターリンの苛酷な政治を体験したことなどが書かれている。そして彼女がソプラノ歌手であることを知ってCDを手に入れたが、これがすばらしい歌手だった。入手したのは、ヴィシネフスカヤの歌うラフマニノフグリンカの歌曲集『Rachmaninov・Glinka / Lieder・Songs・Chants』(グラムフォン)。
 さらにYOU TUBEではガリーナの歌うベルリーニの「狂乱の場」も見つけた。
ベルリーニ『ノルマ』から「清らかな女神」
http://www.youtube.com/watch?v=UBjGbT1iDH8
 ガリーナの歌うドニゼッティプッチーニヴェルディも聴いてみたい。



ラフマニノフ&グリンカ:歌曲集

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