飯田市周辺の桜

 所用で昨日長野県の飯田市へ行った。飯田市の北に位置する高森町には瑠璃寺という古い寺があり、桜の古木で有名だ。頼朝が建久8年(1197年)に寄進した枝垂桜の苗が今は巨木に育ち長野県の天然記念物に指定されていて、その名も頼朝桜と呼ばれている。それがちょうど満開で、撮影してきた。

 また高森町にはやはり桜がきれいな高森南小学校がある。こちらはソメイヨシノで、校庭の周囲を取り囲むように植えられている。子どもたちが先生を囲んでお昼を食べていたので、断って撮影させてもらった。

 もう一つ楽しみにしていたのが飯田市美術博物館の前庭にある安富桜だった。これは樹齢450年のエドヒガンで、樹高20メートル、目通り周囲5.4メートルもある。でもこちらは見頃が先週だったとかで、もうほとんど散っていた。さすがに根本の貫禄は見事だった。