グラッパという蒸留酒がある

 カミさんは小説が好きなのでいろんなことを知っていた。グラッパも彼女から教わった。葡萄が原料の蒸留酒だが、ブランデーと違うのは、まずワイン製造の労働者がワインの絞りかすを使って蒸留して作ったこと、樽に入れないので色がつかないこと、イタリアで作ったものでないとこの名前がつけられないことだ。いうなれば焼酎みたいな酒らしい。
 しかし焼酎みたいとは言いながら、輸入品だから結構高い。それが池袋の東武デパートの1階にグラッパを量り売りしているところを見つけた。200ミリリットルから売っている。日本にもこんなしゃれた店ができたんだ。