コートギャラリー国立の「平和を願う美術家の集まり―東京展」を見る

 東京国分寺市のコートギャラリー国立で「平和を願う美術家の集まり―東京展」が開かれている(6月20日まで)。本展は2012年より京都で開催されてきたが、本年より隔年で東京と京都で行われることになったという。今回が第10回となり、参加作家は49名にのぼる。海外からも何人かの作家が作品を送ってきている。わが師山本弘も参加させて頂いた。

山本弘:左から「過疎の村」 「削道AB」 「ピエロ」

柳迫幸子

鎌田りん

吉川和江

花田伸

近藤あき子「ある独裁者の肖像」

森田直子

山内佳子

吉岡セイ

リサ惠子カートン


 リサ惠子カートンの作品については、作家による制作方法が詳しく解説されているのでここに紹介する。

玄関前にキャンバス布を敷き、家族や出入りする人達に踏んでもらい、雨、土、落葉のシミが布にしみこんでいく様を写真に撮り、デジタル以前の機械で画像をキャンバスに複写。

 

 コートギャラリー国立は、JR中央線国立駅南口から線路に沿って立川方面に徒歩2分

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「平和を願う美術家の集まり―東京展」

2023年6月15日(木)-6月20日(火)

11:00-18:00(最終日16:00まで)

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コートギャラリー国立

東京都国分寺市中1-8-32

電話042-573-8282

https://www.courtgallery-k.com/