東京京橋のギャラリーなつかで瀧田亜子展が開かれている(4月22日まで)。瀧田は東京生まれ、青山学院女子短期大学芸術学科を中退した後、中国ウルムチの新彊大学や杭州市の中国美術学院で書を学んでいる。帰国後早見芸術学院で日本画を学んだ。2003年ギャラリーオカベで初個展、その後主としてなびす画廊で個展を続け、なびす画廊閉廊後はギャラリーなつかや藍画廊、ギャラリー古今などで個展を開いている。
瀧田は今まで三角形など単純なパターンを繰り返すようなミニマルっぽい仕事をしてきた。それが今回左右に細長い大きな作品2点では明確な形を捨てている。前回は太い線の流れで作品を構成していた。今回はそれもやめている。瀧田の転換点なのだろうか。隣接する小スペースのクロスビューアーツでは、三角形が描かれているが。
この後瀧田はどこへ向かうのだろう。
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瀧田亜子展
2023年4月17日(月)-4月22日(土)
11:00-18:30(土曜日17:00まで)
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ギャラリーなつか
東京都中央区京橋3-4-2 フォーチュンビル1F
電話03-6265-1889