東京銀座の藍画廊で番留京子展「The Savior is coming」が開かれている(3月20日まで)。番留は富山県生まれ。1985年、創形美術学校を卒業している。1986年、ギャラリー青山で初個展。以来多くのギャラリーで個展を開いてきたが、最近はギャラリー・オカベで定期的に開催している。だがオカベが昨年閉廊したので今回は藍画廊での開催となった。
画廊のホームページから番留のコメント、
「明けない夜はない」と願って全世界の人々が叫ぶ今だから
The savior is coming. 救世主はやってくる
私の作品の根底には「みんなに元気を贈りたいwith love 」があるのですが
特に今回は笑顔いっぱいになって帰って頂けたらと心から願いつつ制作しました。
番留はいつもとても大きな木版画を作っている。今回はそれが白黒の龍の絵で、タイトルが「The Savior is coming」、”救世主はやってくる”だ。コロナ禍の世界に救世主が現れる。ダイナミックな番留の作風をよく表している。
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番留京子展「The Savior is coming」
2021年3月9日(火)―3月20日(土)
11:30-19:00(最終日18:00まで、日曜休廊)
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藍画廊
東京都中央区銀座1-5-2 西勢ビル2階
電話03-3567-8777