ギャラリー・オカベの番留京子展「Made in Japan」を見る

 東京銀座のギャラリー・オカベで番留京子展「Made in Japan」が開かれている(2月24日まで)。番留は富山県生まれ。1985年、創形美術学校を卒業している。1986年、ギャラリー青山で初個展。以来多くのギャラリーで個展を開いてきたが、最近はギャラリー・オカベで定期的に開催している。また国内外の版画展に参加し何度も授賞している。長く千葉県に住んでいたが、1992年より和歌山県熊野在住。今回の個展が50回目とのこと、すごい!
 番留は木版画を作っている。画廊右手の壁面には「Made in Japan」と題された左右5,280mmの大きな作品が展示されている。富士山が噴火し、牡丹の花が飛び散り、蝶が舞っている。いつも番留の作品はダイナミックなのだ。









 番留はダイナミックな形態と鮮やかな色彩が特徴で、その作品は一度見たら忘れられない。今回もほぼ2週間の会期で、日曜を除いて来週一杯まで開かれている。
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番留京子展「Made in Japan」
2018年2月12日(火)−2月24日(土)
11:00−18:30(最終日17:00まで)日曜日休廊
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ギャラリー・オカベ
東京都中央区銀座4-4-5
電話03-3561-1740
http://www.galleryokabe.co.jp
※銀座4丁目交差点の和光の裏手