東京京橋のギャラリー川船で「夏期正札市展」が始まった(8月29日まで)。川船の正札市っていつも年末だったのになぜ夏期なのか? DM葉書にその理由が書かれている。
毎年6月に開催していた「松本展」が、会場の都合により本年は中止になりました。その代替の展覧会を開催致します。(後略)
なるほど松本展の代わりなんだ。画廊の壁面いっぱいに170点近い作品が並んでいる。驚くほど安い。さすがギャラリー川船の正札市だ。
気になった作家は、中林忠良、朝倉摂、須田剋太、鶴岡政男、桂ユキ、長谷川利行、小山田二郎、野見山暁治などなど。野見山はグワッシュが2点展示されている。1点は15万円、もう1点は5万円以下だ。驚くのは上前智祐の版画が十数点並んでいることだ。安い作品は田中佐一郎の5千円から最高価格は斎藤与里の110万円まである。
詳しくは川船のホームページに出品リストと価格表が掲載されている。見るだけでも行かれることをお勧めする。
・
「夏期正札市展」
2015年8月24日(月)〜8月29日(土)
11:00〜19:00
・
ギャラリー川船
東京都中央区京橋3-3-4 フジビルB1
電話03-3245-8600
http://www.kawafune.jp/
東京スクエアガーデン横