東京京橋のブリジストン美術館で『あなたに見せたい絵があります。』展をやっている(6月24日まで)。ブリジストン美術館と九州の石橋美術館の収蔵品から選んだものだ。つまり、すべて石橋財団コレクションの作品群。すごい! の一言。
ちらしから、
ブリジストン美術館は、2012年1月に開館60年を迎えました。これを機に、当館と石橋美術館が所蔵する絵画の代表作品を約100点に絞って一堂に集め、石橋財団コレクションの粋を楽しんでいただく特別展を開催いたします。開館当初の石橋正二郎コレクションから始まり、60年間にわたって継続してきた収集活動の成果をじっくりとご堪能いただきたいと思います。今回の特別展では、出品作品を「自画像」「肖像画」「レジャー」「海」「静物」など、11のテーマに分けて、題材別、ジャンル別に展示いたします。(後略)
下の写真は、ちらしの裏面の一部。
上段左から、マネ、ピカソ、青木繁、坂本繁二郎、ルノワール。下段左から、ルノワール、ゴーガン、ウーキー。右下2点が新収蔵品として、ギュスターヴ・カイユボットと岡鹿之助。
ほかに印象に残った作品は、セザンヌの「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」、岡鹿之助の「雪の発電所」、雪舟の「四季山水図」、野見山暁治の「風の便り」等々。
いや展示作品のほとんどが有名画家のものばかり。名前を挙げれば、レンブラント、ドガ、藤田嗣治、関根正二、マティス、国吉康雄、コロー、ロートレック、ボナール、デュフィ、ルオー、ドニ、クールベ、ピサロ、シスレー、モネ、ゴッホ、ヴラマンク、ユトリロ、モンドリアン、レジェ、ミロ、フォートリエ、デュビュッフェ、齋藤義重、菅井汲などなど。さすがに2流の作品も2流も画家も選ばれていない。石橋コレクションのすごさを見せている。