銀座7丁目のペッパーズ・ギャラリーで開かれていた遠藤夏香展が良かった。残念ながら4月10日までの会期だったのでもう終わってしまった。
遠藤夏香は1984年群馬県生まれ、今年武蔵野美術大学大学院を修了している。
作品は筆触を強く残した具象性の勝ったもので、作家は意識していないだろうが、クレメンテやキアなどかつてのニュー・ペインティング=新表現主義を思わせる。少なくとも遠い姻戚だろう。
タイトルを書きとめるのを忘れてしまったが、「食卓」とか具体的な標題が付けられていた。ドローイングも面白かった。
食卓
四角い乗り物?
次回の個展が楽しみだ。