松田正平展と祝島、原発反対

 銀座5丁目にあるフォルム画廊へ松田正平展を見に行った。会場に署名用紙が置いてあり、山口県上関町の原発設計計画中止を求めるものだった。松田正平は山口県祝島が気に入って何度も何度も滞在して絵を描いている。上関町の原発祝島の真向かいに作られるのだ。
 娘の親友のお母さんが祝島出身で、どんなに良いところか以前から話は聞いている。昨夜は祝島で採れた枇杷も持ってきてくれた。決してそういう訳ではなくて、フォルム画廊で原発反対の署名をしたのだった。
 松田正平については、気まぐれ美術館のエッセイで洲之内徹が薔薇の絵を絶賛していたから知っていた。色彩が美しい画家だ。
 祝島には旅館が1軒しかなく、夏祭りの折りは小学校の体育館を開放して寝袋を持参して寝てもらうのだという。猫が多く、魚が美味しいらしい。