銀座ニコンサロンでの瀬戸正人展

 銀座ニコンサロンで瀬戸正人写真展が開かれている(11月13日まで;大阪ニコンサロンでは11月22日〜27日)。タイトルが「binran」、台湾のビンロウ売りを撮っている。同じ写真展が数か月前、新宿御苑前のプレイスMという写真専門ギャラリーで開かれた。今回さすがにニコンサロンということで、週刊朝日11月16日号にも紹介されている。(写真は週刊朝日の誌面から)
 ビンロウの実は弱い覚醒作用があるので長距離トラックの運転手が噛みながら走るのだという。台湾では長距離トラックの運転手向けにセクシーな格好をした若い女性がガラス張りの箱に入って売っている。それを専門に写した写真展だ。
 直接写真展を見た印象では、セクシーな格好をしているが、特に魅力的な顔をしているわけではない。でも男ってこれで十分なのだ。昔立ちんぼをしているとき、土方の一人が美人の店員がいるという蕎麦屋に連れて行ってくれた。蕎麦が2倍もうまくなる。単に化粧が濃い女店員がいるだけだった。その土方は彼女を指して、なあ美人だろうと言った。真っ赤なマニキュアを憶えている。男一般のハードルは低いのだ。しかし。
 最近知り合った青年の話。彼はインテリでスポーツマン、そしてハンサムだ。ぼくはスッピンの女の子は嫌いです。たとえスッピンで美人でも、美人じゃない化粧をした娘を選びます。女の子が男のために化粧をするのが好きなのです。いや、男って言っても色々な人がいるのだ。