10月22日に「カラスの記憶力」とのエントリーを書いた。
http://d.hatena.ne.jp/mmpolo/20071022
ある日ベランダに置いたスミレの鉢に脂肪の塊が半ば埋めてあり、それを捨てた10日ほど後に鉢が荒らされていて、埋めたところを憶えているカラスが掘り返したのだろうと書いた。
その後再び今度は姫風知草の鉢に脂肪の塊が置いてあった。姫風知草は葉がぎっしり生えているので埋め込むことはできない。密生する葉の中に押し込んで隠してあった。脂肪の塊を取り除いた後、カラスを試そうと姫風知草の鉢を数メートル離れた場所に移し、代わりに芝を植えてある鉢を置いておいた。
たまたま昨日猫達が緊張して窓辺へ走り寄ったので見ると、カラスがベランダへ来たところだった。まず始めに脂肪の塊を置いた姫風知草のあった場所へ止まり、ついですぐ新しい置き場所の姫風知草の鉢の所へ行った。しばらく鉢を見ていたがそのまま飛び去った。カラスは確かに以前自分が脂肪の塊を置いた鉢を憶えていたのだ。本当に賢いヤツだ。
ちなみに風知草は別名が裏葉草、葉がねじれていて本来の葉裏が葉表に、葉表が葉裏になっている。わずかな風にもそよぎ、いち早く風の吹いていることを知ることができるので風知草という。読んでないが宮本百合子に「風知草」という小説がある。
