東京日本橋兜町のSPCギャラリーで平塚良一×松浦延年展「化学反応を観る」が開かれている(12月26日まで)。今回は化学を専攻した画家という共通点で二人展が企画された。
平塚良一は1947年埼玉県生まれ、1970年日本大学理工学部工業化学科卒業、1975年パリ国立美術学校絵画科ディプロム取得。帰国以来数々のギャラリーで個展を開いてきた。最近ではギャラリー檜やS+artsなどでの発表が多い。
松浦延年は1949年静岡県生まれ、ルナミ画廊、真木田村画廊、かねこアートギャラリーなどで個展を開いてきた。松浦の作品は不思議な表情を見せている。それについて、9月に個展を開いた靖山画廊のホームページに、「彼の作品は絵画を構成する要素の内、「色彩」に強く焦点を当てており、つややかな表面の奥から湧き上がるような複雑な色彩は、「色は美しい」という感覚を新鮮に再認識させてくれます」と紹介されていた。
一体どのような技法なのだろう?
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平塚良一×松浦延年展「化学反応を観る」
2023年12月15日(金)―12月26日(火)
12:00-19:00(最終日17:00まで)水曜・木曜休廊
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SPCギャラリー
電話03-3666-1036