JINENギャラリーが移転した

 JINENギャラリーが移転し、8月15日から新しいスペースで展覧会が始まった。今度の場所は地下鉄人形町駅から徒歩3分というアクセスの良いところで、以前と同様A室とB室の二つのスペースがある。

 今回まるやまさとわ(A室)と岸紗英子(B室)の個展をしている(8月20日まで)。

 まるやまは1999年東京都生まれ、2022年に東京造形大学彫刻専攻領域を卒業し、現在武蔵野美術大学大学院修士課程彫刻コースに在籍中。2021年にJINENギャラリーで初個展、以来今回が4回目の個展となる。

「乾燥したマカロニの味」

B室

 

 まるやまは陶の変わったオブジェを作っている。それらを日常の品物と組み合わせている。そのぶっきらぼうな無用さが魅力的だ。

     ・

 岸は1993年東京都生まれ、2016年武蔵野美術大学基礎デザイン学科を卒業し、2018年同大学大学院造形研究科修士課程デザイン専攻を修了している。2018年以来ギャラリーカフェ3やJINENギャラリーなどで個展を繰り返している。

A室


 岸は繊細な作品を作っている。紗に貼られた布には星座が描かれている。

     ・

まるやまさとわ展「皿を泳ぐスプーン」

岸紗英子展「光年をたどる」

2023年8月15日(火)―8月20日(日)

12:00-19:00(金曜日20:00まで、最終日16:00まで)

     ・

JINENギャラリー

東京都中央区日本橋堀留町1-8-9 渡菊ビル6F

電話03-5614-0976

https://www.jinen-gallery.com/

東京メトロ日比谷線・都営浅草線 人形町駅A5出口より徒歩3分

JR総武快速線 馬喰町駅、都営新宿線 馬喰横山駅 A3出口より徒歩8分