東京大崎のO美術館で「座の会展2020」が開かれている(7月30日まで)。2012年から始まる「座の会」は20代から70代の日本画・漆技法などの作家、現代美術系作家による自発的に新たな表現を模索研究するグループ展。今年が9回目となる。
知人の作品を中心に何点か紹介する。
亀井三千代は先月湯島の羽黒洞で個展を行い、私もこのブログで紹介した。今回は人拓作品を発表している。
羽田雄貴も以前外苑前のトキ・アートスペースで個展を見た作家。レリーフに分類されるような半立体作品を展示している。もともと日本画出身なので、立体表面に繊細な図柄が描かれている。
西野正望は大きな3点組の墨絵を展示している。
金子健一郎は繊維状のものを貼り込んでいる。これは金属だろうか。
宮島弘道はドローイングの裸婦を出品している。9年前に国立のコートギャラリーで個展を見てブログに紹介したが、本来ダイナミックな大作を作っている画家だ。今回はスランプなんだろうか? 私とは同郷となり、おそらく高校の後輩だろう。
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「座の会展2020」
2020年7月24日(金)-7月30日(木)
11:00-16:00
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O美術館
東京都品川区大崎1-6-2 大崎ニューシティ・2号館2F
電話03-3495-4040
(座の会)https://www.facebook.com/ZaNoKai/?ref=page_internal
※JR山手線大崎駅北改札を出てすぐ